スポーツでのケガ

スポーツでのケガ

「スポーツにケガはつきもの」という言葉があるほどスポーツをされている方は、一度はスポーツ中にケガを経験したことがあるのではないでしょうか?

スポーツによるけがは「スポーツ外傷」「スポーツ障害」の2つに分けることができます。

スポーツ外傷とは、運動中、一度の強い外力によって組織が損傷した状態。
例えば、転倒や人・物への衝突などにより明らかに原因がはっきりしているケガは「スポーツ外傷」となります
主に「脱臼」「骨折」「捻挫」「肉離れ」「靭帯損傷」などが挙げられます。
このスポーツ外傷は、ラグビーや格闘技、サッカーなどコンタクトスポーツをされる方に多くみられます。

スポーツ障害とは、身体の使い過ぎや不良なフォーム、コンディション不足な状態での運動などで身体に何度も繰り返し負荷が生じことで、痛みが慢性的に続いている状態。
運動中、はっきりとした原因が思い当たらず痛みを感じる場合は、この障害の可能性があります。
このスポーツ障害は、自分では気づかないうちに負荷がかかり徐々に痛みが出てくることが多く、本人や周囲も原因がわからず治療も長期化・重症化してしまうことがあります。
軽度や初期の場合は、運動前後に痛みや違和感を感じる程度ですが、重症化してしまうと終始強い痛みを感じ日常生活へ影響を及ぼしてしまいます。

また、競技に支障がでて以前のようなプレーができなくなってしまったり、競技を続けることができなくなってしまう可能性もあります。
自分の身体のサインを見逃さないようにし、違和感があれば早めに受診し早期治療を行うようにしましょう。